Aboutカイゴの仕事研究室とは
カイゴの仕事は、くらしをつくる。
カイゴとは、子どもも、大人も、障害のある人も、ない人も、すべての人が自分らしく、楽しく過ごせる暮らしをつくることです。
「カイゴ=高齢者の分野では?」と思う人もあるかもしれません。
でも実は「高齢介護」は、カイゴの中の分野のひとつ。
だからこそ、単に「高齢者のお世話をする」という部分的なものではなく、目の前の人に寄り添い、伴走し、その人らしい暮らしをつくること。
そして、どんな状況でもあきらめず、人生をサポートしていく豊かな営みが、そもそもの高齢介護の役割なんです。
何もない部屋に添える一輪挿しのように、暮らしをひとつずつ彩っていく。
誰かの人生を豊かにしようと動くことで、自分の人生もどんどん豊かになっていく。
カイゴの現場は、そんな尊い毎日の連続です。
「カイゴの仕事研究室」は、さまざまな角度からカイゴを捉え、見つめ直し、語り合い、暮らしをつくるカイゴの魅力をとらえる場です。時代とともにアップデートし続ける、まだ見ぬカイゴの豊かさを、いっしょに探しにいきませんか。
「カイゴの仕事研究室」の特徴
いろんな視点から、介護の仕事をアップデートできる情報を発信していきます。
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オンラインイベント
カイゴの可能性を広げるアプローチや、リアルな現場を声などが聞けるオンラインセミナーを開催します。
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業界研究レポート
カイゴの業界や就活への理解を深め、興味や関心を高めていくための読み物「業界研究レポート」を定期的に発信します。
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リクルート
オンラインセミナーなどで介護業界の就職に関心が高まった方には、法人とのマッチングをはかる就活イベントも開催します。
カイゴのしごとが
くらしをつくる?
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日本は、世界初の超々高齢社会
65歳以上の高齢者比率が21%を超える「超高齢社会」。2019年9月、日本は遂に28%を超え、世界初の「超々高齢社会」へ。2025年には後期高齢者が2000万人を超える社会において、介護の果たす役割は計り知れません。
※資料1
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アイデアとテクノロジー
人の力だけでなく、AIやロボットなど最先端のテクノロジーの導入が不可欠。常識にとらわれない新しい発想も求められるはず。従来のやりかたでは通用しないからこそ、大胆かつ柔軟にチャレンジできる若者の力が必要です。
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まちづくりから考える
施設を利用される方や一人暮らしの高齢者を、地域全体で支えていく取り組みも必要。介護は暮らしをつくること。暮らしはまちをつくること。介護業界が先頭に立ち、地域・医療・異業種とつながり、課題解決先進国へ。
- ※資料1
- 総務省統計局 統計トピックスNo.113 統計からみた我が国の高齢者-「敬老の日」にちなんで-「5.国際比較でみる高齢者」
https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1135.html
カイゴの誤解KAIGO no GOKAI
カイゴの仕事に対して
こんな誤解していませんか
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離職率が高い?
産業全体の平均離職率が14.2%のなか、介護職の離職率は14.9%。宿泊業・サービス業の18.4%や生活関連サービス業・娯楽業の26.9%より低く、比較しても決して高いとは言えません。
※参考資料:介護労働安定センター ―令和2年度 介護労働実態調査結果について―、厚生労働省「令和2年雇用動向調査結果の概要」
http://www.kaigo-center.or.jp/report/2021r01_chousa_01.html
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/21-2/index.html -
残業が多い?
月の残業時間は飲食サービス業が10.5時間、教育・学習支援業が12.5時間。医療・福祉は6.1時間と他業界に比べて最も少なく、介護業界で働く人の5割強は残業をしていないことがわかっています。
※参考資料:厚生労働省「毎月勤労統計調査 令和2年度分結果確報 第2表 月間実労働時間及び出勤日数」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r02/20fr/mk02fr.html -
キャリアアップできる?
資格を取得することで、給料アップはもちろん管理職などのキャリアアップも目指せます。ますます成長が予想されるうえに、国の制度により景気に左右されにくい安定した業界でもあります。
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介護=高齢者のお世話?
生活の介助だけをするイメージがもたれていますが、本当の目的はその人らしい生活を実現すること。そのために、生きやすい街や地域づくりまで視野を広げて考えます。